もりねずみーのやつ

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自宅PC新調しました

私事ながら大変恐縮ではございますが、この度、自宅のメインPCを新調致しましたので、この場をお借りしてご報告させて頂きます。 f:id:aburos:20160313184358j:plain

構成

総額(現在進行中)

中古品とか漁ったりしているので今のところ12万くらい…。

パフォーマンス(ベンチマーク)

3DMark

  • FIRE STRIKE 1.1: 5,867
  • SKY DIVER 1.0: 16,824
  • CLOUD GATE 1.1: 21,975
  • ICE STORM 1.2: 149,173 f:id:aburos:20160323234249j:plain

CrystalDiskMark 5.1.2 Shizuku Edition x64

  • Seq Q32T1 Read: 2,252[MB/s]
  • Seq Q32T1 Write: 1,275[MB/s]
  • 4K Q32T1 Read: 736.6[MB/s]
  • 4K Q32T1 Write: 263.6[MB/s]
  • Seq Read: 1,736[MB/s]
  • Seq Write: 1,277[MB/s]
  • 4K Read: 58.62[MB/s]
  • 4K Write: 202.6[MB/s] f:id:aburos:20160321235836j:plain

CineBench

  • OpenGL: Test Failure ※なぜ…?
  • CPU: 773cb f:id:aburos:20160324000233j:plain

DQXベンチ

  • グラフィック: 最高品質
  • 解像度: 1920x1080
  • 表示方法: フルスクリーン
  • スコア: 18,321 すごく快適 f:id:aburos:20160323235436j:plain

SuperPI

  • 例の円周率計算ソフト
  • 104万桁: 9秒
  • 3355万桁: 8分22秒 f:id:aburos:20160324002150j:plain

MMD AVI書き出し

  • モデル1体にモーション、シェーダを入れ、ステージを追加して1920x1080 60fpsでAVI形式に書き出し。
  • モデルは結構なポリゴン数のあるメカメカしい巡音ルカ
  • MMD界隈の一般常識をまだよく理解していないので詳細は伏せておきます。
  • 所要時間:10分12秒

上記MMD AVI映像mp4(H.264)形式に変換

  • TMPGEnc Video Mastering Works 6を使用
  • 映像:H.264/AVC, 1920x1080, 60fps, 1パス VBR, 平均24.85Mbps
  • 音声:MPEG-4 AAC(LC), 44100Hz, ステレオ, 128kbps
  • smile dkさんのアレ
  • 所要時間:7分18秒

消費電力

条件

  • ワットチェッカーでの計測
  • PC本体電源ON
  • 液晶ディスプレイ2台電源ON
  • ネットワーク機器電源ON(16ポート1Gbpsハブ、無線LANルータ)
  • スピーカー電源ON
  • 上記PC本体以外の消費電力合計を30Wと仮定 ※ネットワーク機器コンセントから抜くのが面倒なのでそのまま計測

アイドル時

  • 81W前後 f:id:aburos:20160313233506j:plain

高負荷時

  • 220W前後 f:id:aburos:20160324003150j:plain

気になったこと

以前から大型CPUクーラーに憧れていたのだけど、SkylakeにおいてCPU基板曲がり問題っていう言葉があるのを見つけて、CPUクーラーについてはすごく悩んだ。

サイズさんに問い合わせてみたところ、「無限大のみブリッジパーツが他と異なるため別途補強パーツを提供する」という手厚いサポートを行っており、他の大型CPUクーラーについては、説明書にある通り、「無理に締め付けなければ大丈夫」とのこと。固定ネジを締め込む際、CPUを押さえる金具が湾曲しない程度にしっかり締め込むということで、慎重にネジ締めした。

ハマったこと

ASRockのUltra M.2という機能(ASUSではHyper M.2)を持ったM.2コネクタにM.2 SSDを接続すると、CPU側のPCIeレーンを使用するらしく、グラボがPCIe Gen3 x8接続になってしまった。

対策として、玄人志向のM.2->PCIe変換アダプタを追加し、上から2番目のPCIe x16(PCIE4)に接続した。

結果、グラボはPCIe Gen3 x16接続となり、SSDはPCIe Gen3 x4接続となった。

※この玄人志向の変換アダプタはGen2と書いてあったが、実際に使ってみたところSSDのシーケンシャルReadが2000MB超えだったので、難なくGen3として使えた模様(?)

H170Pro4のM.2コネクタ位置が、グラボ(PCIE2)の冷却ファンの真下にあるため、グラボからの排熱が、もろにNVMe SSDに当たってしまい、ただでさえ熱を持ちやすいNVMe SSDが極端に温度が上がってしまう。

前述のM.2->PCIe変換アダプタで接続位置が変わったために解決した。

  • 変更前 f:id:aburos:20160324001018j:plain
  • 変更前SSD温度
  • 負荷時大体50℃前後 ※画像撮り忘れた…

  • 変更後 f:id:aburos:20160324001454j:plain

  • 変更後SSD温度 f:id:aburos:20160324001550j:plain

そもそも最初からIntel 750にしても良かったかもしれない。

高負荷時でも消費電力240Wいかないため、準ファンレス電源のRM550xが電源投入時以外ファンが回ってくれない。(良いんだろうけどなんか不安…ファンだけに…)

NVMe SSDのパフォーマンスについて

正直、普通に使う分には、シーケンシャルRead・Write 500MB/sクラスのSSDと体感差は感じられないと思う。

と、思っていたら、VMware Playerで仮想マシンサスペンドから復帰する時に、恐ろしいほど速くて、そこで初めて体感的に速いと感じることが出来た。 シーケンシャルRead/Write 500MB/sくらいのSSDでも、「ツ ト ト ト ト ト ト ト ト ト」という感じだけど、NVMe SSDだと「ドビュルルルルルルルルッ!!」という感じ。

やだ…こんなVMware仮想マシン初めて…///

ASRockマザーに付いているUltra Fast Bootについて

取扱説明書には、「使用しないでください」的に書いてある。

Ultra Fast Bootを設定すると、電源投入から液晶ディスプレイが表示される時には既にWindows立ち上がっている。

よくある「電源投入からWindows画面が出るまでの時間を計測」が速すぎて出来ない。

速いに越したことは無いけど、Ultra Fast BootモードではF2/DelキーでUEFI画面に入ることが出来なくなる。

Ultra Fast Bootモード時に、UEFI画面に行きたい場合は、Windows用に「UEFI画面を出すための再起動ツール」がASRock公式より公開されているので、それを利用する。

逆に言えば、Windowsが立ち上がらない状態に陥った場合、UEFI画面に行くことが出来なくなる恐れがあり、ちょっとリスキー。

グラボのPCIe x8モードとx16モードについて

口コミでは、x8モードもx16モードも、大して差はない、と、よく見かけるが、DQXベンチで比較してみたところ、x16モードはx8モード時より、3%程度の性能差だった。

確かに「大して差はない」だった。

DQXベンチにおいて、x8モード時はスコア17,000前後 f:id:aburos:20160324001232p:plain

DQXベンチにおいて、x16モード時はスコア18,000前後 f:id:aburos:20160323235436j:plain

でも「なぜ大して差はない」なのかが気になる。

もうちょっと検証続けたい。

気のせいかもしれないけど、x16モードにした時、Autodesk Fusion 360レイトレーシングレンダリング状態でグリグリ動かした時のリアルタイムレンダリング表示が、x8モードの時より速くなった気が(?)そもそもFusion 360ってDirectXOpenGLどっち使ってるんだろう?多分OpenGLだよなぁ…?

今後(スペックアップ)

限界がすぐ来そうなH170で安く組んだのも色々理由がある。

正直、5年近くMacbook Air Mid 2011を使い続けていて、更にPC自作となるとAthlon64X2の頃が最後なので、10年近いブランクがあった。

当然、PCIeのレーン数なんかもなんのことだかさっぱりわからなかった。

そんな状態で、自作PCで「6年はもたせるぞ!」と意気込んでスペックの高いものを選んでも、1年後にはラインナップも刷新されてすぐに型遅れ低スペック扱いになってしまうのは、少なからずある。

H170にするかZ170にするかで悩んだけど、H170にしておいて良かったかもしれない。

もし、Z170を選んでいたら、H170とは値段差もある上にスペックアップの上限値も高いこともあって、今頃DDR4-3200OCメモリを16GBx4で組んだり、6700Kでオーバークロックしたり、冷却どうするかー水冷やってみるかーとで、沼にハマりにハマっていたと思う。

「安かろう悪かろう」という言葉もあるけど、自分が組んだものは「安くてもまあまあ良い」ものだと認識してる。

グラボについて

最近のグラボ事情が全くわからなかったので、GTX960あたりを考えていたところ、GTX950が1万円切る値段で手に入ったので、誘惑に負けた。

けど、おかげでGTX950からどれぐらいなのか知ることが出来た。

「ふつーに使う」分にはGTX950でも全然問題ない。World Of Tankの最高画質でも、特にストレスなく遊べた。

ただ、先のMMDでシェーダを加えると250fpsぐらいだったのが一気に30fpsくらいまで落ちる。

もう60fps動画に目が慣れちゃって30fpsなMMDなんて触ってられないよってことで、MMDOpenGLではなくDirectXを使っていることもあり、GTX980かGTX980Tiクラスのものに換装するかもしれない。

でもそれはだいぶ先の話になりそうで、今使う分には必要ないし、そうやってモヤモヤしてるうちに、MMDはPMX Editorがもう少しまともなツールになってくれるんじゃないかって期待もしてみたり…。

せめてShadeやLightwaveのようにソフトウェア側でリアルタイムレンダリング処理にDirectXOpenGLか選べたら、Quadroに乗り換えるんだけどなぁ…。

データ用HDDについて

あくまでもつなぎの為にWD Blue 2.5インチ500GBを使っているが、Intel 535あたりに換える予定。

もうHDDはバックアップ、アーカイブ保管用途に限定しちゃってもいいや。

ケース

せっかくマシンを組むならカッコイイケースにしたかったのだけど、Corsair 400Qは129ドルのはずなのに、なぜか日本では17,000円以上で売られていて(Corsair 600Qは18,000円くらいなのに…)迷っていたけど、かと言って、寝室を兼ねてる自室で剥き出しは怖いので、とりあえずダンボールにした。

f:id:aburos:20160313184358j:plain なぜかこの写真をTwitterに載せたら沢山RTして頂けた。

その中で、「燃えないの?」と心配される方もチラホラいたのだけど、「逆にどうやったら燃えるのか…」と思いつつも小心者な僕はとりあえず内側にあやしい液体で防炎処理しておきました。 f:id:aburos:20160324004703j:plain

液晶ディスプレイ

グラボのおかげでトリプルディスプレイも余裕なんだけど、144Hz駆動で応答速度1ms未満で4Kな40インチ級のものが発売されたら、速攻で買うかもしれない。

今まで使ってたMacbook Air

Windows 10→OS X

以前、Macbook Air Mid 2011にWindows 10を入れてヒャッハーしてたのですが、メインマシンを乗り換えたので、OS Xに戻しました。 OS Xに戻してみたらやっぱり重い。仕方ないね。 しばらくOS Xは使わなくなるかも。(Archあるし)

良かったこと

  • CUDAで遊べるようになりました
  • MMDで遊べるようになりました
  • 仮想マシン常時2台以上立ち上げっぱなしに出来るようになりました
  • モニタ120Hz以上駆動で快適になりました

おわりに